後立山(長野/富山) 針ノ木岳(2820.7m) 2023年7月17日  カウント:画像読み出し不能

所要時間  0:54 扇沢市営第一駐車場−−0:59 登山口−−1:12 林道入口−−1:29 車道終点−−1:31 堰堤(梯子で越える)−−2:19 雪渓で左岸に渡る−−2:21 登山道−−2:25 橋−−2:49 雪渓に乗る(標高2000m付近)−−3:01 左岸夏道(標高2100m付近)−−3:26 最終水場(標高2290m付近)−−3:57 針ノ木峠−−4:38 針ノ木岳 5:32−−6:17 針ノ木峠−−6:36 最終水場(標高2290m付近)−−6:52 雪渓に乗る(標高2100m付近) 8:41−−6:55 右岸夏道(標高2000m付近)−−7:10 橋−−7:14 河原を離れる−−7:36 大沢小屋−−7:41 赤沢−−7:55 鳴沢−−8:08 車道−−8:19 水浴び 8:24−−8:30 登山口−−8:34 扇沢市営第一駐車場

場所長野県大町市/富山県中新川郡立山町
年月日2023年7月17日 日帰り
天候快晴
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場扇沢駅直下の有料駐車場より下に市営無料駐車場あり。ただしハイシーズンには早朝に満車になるので注意
登山道の有無通常ルートならあり。ただし今年は大沢小屋荷上げ道は篭川にかかる橋が無く利用不能
籔の有無大沢小屋付近で笹のはみ出しあり。笹が濡れている時は雨具必携
危険個所の有無無し
山頂の展望晴れれば大展望
GPSトラックログ
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コメント海の日の3連休最終日に針ノ木岳に向かった。いつものように大沢小屋荷上げ道を利用したが篭川に架かる橋がかかっておらず対岸に渡れずにそのまま左岸を藪漕ぎで遡上した。今年は雪渓の雪解けが早くて下部の橋が既にかかっており、雪渓歩きはノド直下の標高差100mほどしかなかった。好天の3連休最終日ということもありテント場は満杯で小屋から遠く離れた砂礫地にもテントが張られていたのは初めて見た。針ノ木峠〜山頂間にはもう雪は無くお花畑だが昨年より花が増えたが2021年と比較してまだまだ少ないままだった。山頂も大繁盛で多くの登山者が種池山荘方面へと縦走に向かって行った。この日は空気の透明度が良好で日の出直前には尾瀬の燧ヶ岳、奥日光の根名草山〜金精山、白根隠山、男体山、それに足尾山塊の鋸山〜前袈裟丸山が見えていた


針ノ木岳から見た奥日光の山々。残念ながら日光白根は横手山の影で見ることができない。最長距離は男体山の約163km。


市営第一駐車場(無料)は夜中に満車になった 登山道に入る
堰堤を越える梯子 赤沢出合の雪渓はまだ残っていたが対岸に届かず
橋がかかっているはずの場所。渡れず右岸を藪漕ぎする羽目に 藪の中のクルマユリ
流れの脇の藪が無い河原を歩ける場所も 大きな雪渓で登山道のある左岸へ渡る
左岸に乗る 登山道に合流
下流の橋(標高1840m付近)。付近に雪無し ルートにはこの目印が点在する
標高2000m付近で雪渓に乗る 雪渓途中の目印
標高2100m付近で左岸の夏道に乗る 夏道取り付き付近は雪渓が割れて流れが出ていた
いつものように小さな流れを渡って右岸へ 最終水場(標高2290m付近)
針ノ木峠 テント場。既に出発した人が多く空きが目立つ
針ノ木岳方面の稜線に先行者の光あり 徐々に明るくなってきた
標高2600m付近にも多数のテント。初めて見た光景 標高2640m付近にもテントが。3連休の人の多さが分かる
大ザックで縦走に向かう登山者 雲海の上に浮かんだ尾瀬燧ヶ岳
稜線に乗る 針ノ木岳山頂。過去最高で20人近くいたと思う
日の出は4時40分くらい 山頂のミヤマオダマキ
山頂のイワオウギ 山頂のミマキンバイ
山頂のミヤマシオガマ。もう萎れていた 山頂のイワベンケイ
山頂のミヤマダイコンソウ 花を撮影する人
針ノ木岳から見た360度パノラマ展望写真(クリックで拡大)
針ノ木岳から見た常念山脈と槍穂
針ノ木岳から見た後立山北部
針ノ木岳から見た北信の山々
針ノ木岳から見た両神山、奥秩父東部
針ノ木岳から見た奥秩父
針ノ木岳から見た八ヶ岳
針ノ木岳から見た南アルプス(クリックで拡大)
針ノ木岳から見た富士山 針ノ木岳から見た立山、剱岳
種池方面へ縦走に向かう登山者が多かった 下山時の針ノ木岳山頂
トラバース区間に雪は無い 今年初のミネウスユキソウ
コケモモ クモマスミレ
今年初のミヤマクワガタ ミヤマクワガタの株全体。花は小さく目立たない
タカネヤハズハハコ チングルマ
ミツバオウレン イワツメクサ
午前6時前だがまだまだたくさん登ってくる せり科。ハクサンボウフウかシラネニンジン辺りか
ショウジョウバカマ シナノキンバイ。黄色系の花では最大級
今年のお花畑。2021年と比較すると大きく見劣りする ヤマクボ沢にはもう雪は無い
ベニバナイチゴ 標高2650m付近
アオノツガザクラ ツガザクラ。花の色が赤みがかっている
キバナノコマノツメ ミヤマダイコンソウ
標高2640m付近 ミネズオウ。まだ咲いているとは思わなかった
チングルマの群落 標高2620m付近
コイワカガミ クロウズコっぽい
ハクサンシャクナゲ。花はアズマシャクナゲと同じ 葉の付け根が直角に近いのがハクサンシャクナゲ
ナナカマドの花 針ノ木峠を見下ろす
ゴゼンタチバナ 早くもミヤマリンドウ登場
ピンボケだがミヤマアキノキリンソウ 針ノ木峠から下り始める
ミヤマキンポウゲ ミヤマキンポウゲの群落。ヒョロっとしている印象
チングルマ ミヤマダイコンソウの群落
ツガザクラ 今年初のミヤマダイモンジソウ
キバナノコマノツメ キバナノコマノツメの葉。丸く柔らかそうなのが特徴
標高2360m付近 最終水場。水量は豊富
セリ科の何か。セリ科はスミレ並みに判別が難しい 支流の横断個所
雪渓沿いはモミジカラマツが多数咲いていた。カラマツソウの仲間三種の比較表を作ってみた。花と葉の形状を組み合わせれば判別可能
新たに上書きされたペイント ズダヤクシュ
オオヒョウタンボク 標高2220m付近
標高2170m付近 右岸から左岸への渡渉箇所
雪渓取付箇所(標高2100m付近) 雪渓に乗る。ちょうどノドの位置
上流側を振り返る。往路は暗くて分からなかったが雪渓終点直前だった 標高2040m付近から上流を見る
標高2040m付近から下流を見る 右岸夏道への取付点(標高2000m付近)
まだ雪渓が続くが夏道が出ている場所は夏道へ 標高1980m付近
標高1950m付近 標高1930m付近
橋(標高1840m付近) 左岸沿いの道から橋への分岐入口に大きな岩あり
夜間、花が閉じている時はミヤマキンバイかと思ったが 花が開いたらキジムシロだった
葉っぱが三つ葉でないものがある=キジムシロ 標高1800m付近で左岸高巻に入る
ニガナ シロバナニガナ
タテヤマウツボグサ発見。昨年まではウツボグサと思っていたが、その違いは葉の柄の長さ。ウツボグサは先週に三股付近で撮影
今年初のシモツケソウ 今年初のオオバギボウシ
花が涸れかけているミヤマアキノキリンソウ オオコメツツジらしい。コメツツジは太平洋側とのこと
キンコウカ。ここにあるとは知らなかった ニッコウキスゲ
雪渓末端。往路は対岸の河原を歩いた 荷上げのヘリ。扇沢から飛び立っていた
晩秋には撤去される梯子 笹が被る。朝露で濡れている時は雨具が必要
大沢小屋。今年は営業しない 荷上げ道分岐
オオバミゾホオズキ 赤沢
ウマノシガタだと思ったが帰宅後に良く見たら花が違う 葉は三つ葉っぽくキジムシロの仲間と思われる。茎に毛あり
チダケサシの仲間だろう 笹を刈ったようだが全区間刈ったわけではない
ヤグルマソウ 水場
鳴沢 鳴沢の1本北側の沢
標高1610m付近の沢。夏は涸れているのが普通 今年初のオトギリソウ
ダイコンソウの仲間だと思われる オタカラコウかメタカラコウの蕾
オニシモツケ 車道に出ると荷上げ用ヘリの荷物集積場
関電トンネルに向かう車列 オオカメノキ
今年初のタマガワホトトギス ここで水浴び
扇沢でもタテヤマウツボグサが咲いていた 扇沢駅
登山口の登山指導所に人が詰めていた 針ノ木岳方面に向かう登山者
シモツケソウ 白いホタルブクロ
有料駐車場上部は満車 市営第一駐車場は満車


 

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